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WORKS

導入事例

2023.01.24

組み合わせ技術

溶接検査と外観検査の
連続自動化

溶着状態と面ひずみの検査を
一連のインラインで検査し
生産性効率と不良品ゼロを実現

背景・課題

  • 確実に溶接できたかどうか不安…
  • 溶接による歪みで製造コストが高くなっている…
  • 溶接組立品は検査工程が多く、手間がかかる…

実行施策

溶接組立品に必要な検査工程を
一つにまとめて完全自動化に

「溶接」にまつわる課題として真っ先に挙げられるのは「確実に溶接できたかどうか」という点でしょう。そして溶接組立品においては、寸法精度も重要となります。溶接に関する歩留まり向上のためには、溶接時のセッティング不良をなくすことは当然のこととして、その溶接状態を確認し、さらに溶接によって発生する「ひずみ」を確実に検出することが不可欠です。

溶接によるひずみは、周囲母材による拘束力の大きい長さ方向や幅方向ではなく、拘束力の作用しない面外方向での変形(面ひずみ)として発生します。こういった複数の要因を検査するには、検査工による工程後の目視選別や、場合によっては手加工による修正が必要となり、生産性において甚大な影響を及ぼします。また一歩間違えば不良品を量産してしまうことにもなりかねません。

そこで、弊社の「非破壊検査装置」は、溶着状態の検査と面ひずみの検査を一連のインラインで検査し、「自働的」に不具合を検出することが可能です。特にスムーズな生産を全行程にわたって維持するためには、不良を検知するメカニズムと、異常時には機械や生産ラインを停止するメカニズムを両立させなければなりません。まさに「自働化」の考え方です。

動作の様子

成果

非破壊検査装置による自働化システムで
製造品の歩留まり改善と生産性向上に貢献

お客様の課題解決のために、貴社の生産ラインに合わせて、溶着状態の検査と面ひずみの検査を連続して実現する自働検査システムの構築を実現しました。

●溶着状態の検査:AEROSONAR
●面ひずみの検査:SPHYRNA

設備の高度化が進む生産業界において、現場における作業方法や検査工程の変化も、これからの必然として求められていきます。そこではシステム仕様の中に「生産性向上のための仕組み」をいかに盛り込むか、という視点も重要となってきます。八光オートメーションの自社開発製品には、創業から50年以上、お客様の課題解決に取り組んできた経験に培われた「知恵」が込められています。

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