~こんなことができれば~
・光沢のある製品の傷やブツの検査を自動化したい。
・製品塗装面のゆず肌の検査を自動化したい。
・いろいろな外観検査を1台の装置で実現したい。
面歪スキャニングセンサー「SPHYRNA」の高解像度輝度画像を使えば、傷やブツ、ゆず肌のような外観検査の自動化が可能に
■熟練検査員の目を再現する新技術
SPHYRNA に、キズや塗装ブツの検査が可能な高解像度な画像合成機能が追加されました。
自動車ボディのような光沢のある対象物の各部を様々な角度から撮影し、その画像を合成します。
その結果ボディ全体が正反射した安定した輝度の画像を作成します。
この画像により、キズや塗装ブツの見える化が可能となりました。
これまでの面歪検査と併せ、1台で様々な外観検査に対応できます。

■ゆず肌の数値評価が可能
塗装の際に、塗面がゆずの表面のように凹凸になる現象を「ゆず肌」といいます。
発生の原因はいろいろですが、ゆず肌が強くなると表面の凹凸が激しくなり、外観が醜くなってしまいます。
面歪スキャニングセンサー SPHYRNA は、計測の過程で生成する「傾き」データを使用することで新たに「ゆず肌」の強弱具合を評価することが可能となりました。
