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2023.05.12

お役立ち情報

マイクロ波を用いたナイロンチューブの欠陥検査

~こんなことができれば~

ナイロンチューブ成形時にどうしても内側に異物が付着してしまう。
成形時に検査できれば・・・

マイクロ波の空洞共振器法で検査が可能

金属製筐体に対向に穴を開け(図1)、一方の穴からマイクロ波を入射させた場合、一定の条件を満たした周波数のみ透過できます(右下グラフ青線)。
この金属製筐体の中に誘電体が存在した場合(図2)、その誘電率と体積に応じて共振周波数がシフトします(右下グラフ赤線)。
このシフト量を測定することで異物の有無等を検査します。

  

システム構成

φ9mmのナイロンチューブの体積を変化させた際の、共振周波数のシフト量を測定しプロットした事例です。 ほぼリニアに変化していることが分かります。