電波で樹脂やセラミックスの内部状態を可視化可能な、ミリ波レーダーを応用したミリ波CTスキャナー VisibleSense (ビジブルセンス) の応用事例を公開しました。
本装置は、ミリ波を計測対象物に照射し、反射波を八光オートメーション独自の信号処理技術で解析することで、内部の密度分布を可視化します。
ミリ波は物質内部を透過し、異なる物質の境界面で反射する特性を持ちます。また、物質内部を伝搬するミリ波は密度に応じて波長が変化し、これが到達時間の差として現れます。
同一材質内での到達時間の差は密度の違いを示しており、この現象を利用することで、物質内部の密度分布を非接触且つ非破壊で計測することが可能です。
特長1:製品内部の密度分布が見れる
従来の密度計測は、定期的な抜き取り検査で且つブロック単位の評価のため、傾向は確認できますが、場所ごとの分布を把握することはできませんでした。
本装置は、アクチュエータでミリ波モジュールを移動させながら計測するため広範囲の計測が可能で、製品全体の密度分布の把握が可能です。
特長2:非接触・非破壊計測
対象物内部を透過し反射するミリ波の時間差から密度を求めるため対象物に触れたり壊したりすることなく計測が可能です。
特長3:CSVデータ出力に対応
計測した密度データはCSVデータ(テキストデータ)としてファイルに出力できるため、机上でのデータ解析に活用できます。


