光学的なアプローチで電極シートの表面状態を評価可能な、高精度の光学センサーの情報を公開しました。
本装置は、光の反射特性を利用して電極シート表面の状態を高精度に計測する先進的な光学センサです。
同じ素材でできている製品でも、製造工程や品質に起因する差異が、表面の光沢や微妙な色の違いとして現れる場合があります。
本装置を使用することで、こうした製品自体のごく小さな状態変化や問題が、光の反射や色差となって検知可能です。
従来の手法:
二次電池の電極シートの膜厚は電池の性能を左右する重要な項目です。
従来、X線やβ線を透過させてその減衰量から膜厚を計測する手法が一般的です。
透過方式のため両面塗工状態の電極シートの場合は両面の膜厚の合計となってしまい、
別工程で片面塗工時の膜厚計測が必要です。
センサーをアクチュエーターで駆動し膜厚分布をスキャンします。
X線やβ線を使用しますので、有資格者による安全管理が必要です。
また装置自体も被ばく対策を実施する必要があります。
光学センサー:
本装置は光学的技術を用いた装置になります。
反射方式のため電極シート片面の膜厚を計測します。
両面塗工シートの場合は表裏それぞれにセンサーを配置することで同時に計測する
ことが可能です。
そのためX線やβ線のように複数の工程での計測は必要ありません。
また、光を用いて計測するため、X線やβ線のような被ばくの危険性はありません。


