当サイトを最適な状態で閲覧していただくにはブラウザのJavaScriptを有効にしてご利用下さい。
JavaScriptを無効のままご覧いただいた場合には一部機能がご利用頂けない場合や正しい情報を取得できない場合がございます。

NEWS & TOPICS

ニュース&
トピックス一覧

2018.02.04

お役立ち情報

認識困難な鋳出し文字(凹凸文字)を読み取る技術

~こんなことができれば~

・文字の周囲にある突起物に影響されずに、文字読み取りができれば…。
・製造ラインで使用したいので、非接触で据え置き型の読み取り装置が欲しい。
・対象物が円筒面でパイプのように湾曲しているが、湾曲面の文字でも読み取れる装置が欲しい。

一般的な光学系による凹凸文字認識の問題

●鋳造品は、背景と鋳出し文字が同色で、どちらも鋳肌のため、文字だけを抽出することが非常に難しい。
●鋳造品の表面は、光沢があるものから艶消しのようなものまで様々で、一般的な照明では輝度を安定させることが難しい。
●文字を抽出する2値化処理の際、鋳肌の微小な凹凸がノイズ成分のように画像に現れてしまい、文字の分離に悪影響を及ぼす。

「2次元レーザー変位計を用いた3D計測技術」と「凹凸文字認識技術」の組み合わせで解決!

レーザー変位計は、対象物表面の変位を計測する為、鋳出し文字の凹凸を顕著に計測できるため、文字のみの抽出が安定して可能。

対象物が円筒形で表面が湾曲していても、面の傾き補正・湾曲補正を施すことにより、正確に文字の凹凸情報を抽出することができる。

凹凸情報を画像化しているため、文字の高さ(深さ)を計測することも可能。

画像撮影による認識

打刻機で製作した品番コードプレート例(凹文字)

システム構成

撮影画像と読み取り結果

八光オートメーション独自の強力なフィルター処理により、文字の輪郭を正確に抽出し判読します。しかも、超高速処理です。