【新機能搭載】面歪スキャニングセンサ LINE STRIPER

【新機能搭載】面歪スキャニングセンサ LINE STRIPER

微小歪を高精度に測定

独自に開発したMR法(Mesh Reflection)にて歪を計測します。
対象物にスリット照明を映し込み、照明のゆがみ量から曲率を算出します。
本手法は、AFM(原子間力顕微鏡)などで使用されている、光てこの原理で歪を増幅して計測するため、一般的な3D計測機に比べ高精度です。

目視検査員の感覚を可視化

自動車の外観検査では、ボディーに写り込んだ蛍光灯のゆがみ具合を目視で確認し良否を判断しています。
これはLINE STRIPERの計測原理と同じです。
曲率カラーコンターを検査員の方に見てもらうと、「自分が見ている景色と同じです」と言われます。
つまり目視検査で判断している面歪は、変位ではなく曲率なのです。
下のグラフはどちらも同じ物を計測した結果です。
変位では製品形状に面歪が埋もれ、見つけることが困難です。
一方曲率では製品形状が除去され、局所的な面歪が大きな値で表示されています。
このように、曲率は面歪を顕著化する特徴があります。

「いつもと違う」を見つけるAI

新たにAI判定機能の追加が可能になりました。
そのAIは、少量のOKデータからOKの範囲を学習し、覚えたOKの範囲外のものをNGと判定します。
一般的なAIはOK・NG両方のデータを学習する必要があります。しかし工場の生産ラインではNGの発生頻度が低く、NGデータが十分蓄積されるまでに時間を要します。
一方当社のAIは少量のOKデータだけで学習を行いますので、装置導入直後からすぐに運用可能です。
また、しばらく運用しているとNGデータが蓄積されてきます。そのNGデータを学習させることが可能なAIモデルも搭載しており、更なる検出精度の向上が可能です。

検出能力

研磨した金属板に打痕を作り、計測した結果です。
曲率カラーコンター図より、高さ10μmの打痕でも曲率変化が確認できます。
10μmは食品用のラップの厚さ程度です。一般的な3D計測器では検出することができない微小な凹凸量になります。