近年、フィルムの薄肉化に伴い、以前には無かったシワの発生が問題となっています。フィルムは従来、目視検査が一般的ですが、時間がかかり見落としも発生する上に、目視確認ができる作業員も限られてしまいます。
高速面歪スキャニングセンサ「LINE STRIPER CX」は、10μmという計測精度はそのままに、従来比50倍の高速化を実現しました。※LINE STRIPER(HIU-LS400)との比較
1mmピッチ計測で1000mm/secまで対応可能で、新たに振動抑制フィルタを搭載しました。高速で生産されるフィルムのインライン計測にお使いいただけます。
LINE STRIPER CXについて詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
~導入ラインイメージ~
面歪スキャニングセンサLINE STRIPERシリーズは、スキャン方向と垂直に交わる凹凸を計測します。
曲率データをもとにカラーコンター図で見える化され、目視検査のような官能検査ではなく、検査基準に基づいた定量評価が可能となります。
フィルムを搬送しながら計測することで、搬送方向に対して垂直方向に生じるシワを検出します。(動画右)
フィルムの搬送方向に合わせて斜めに計測することで、搬送方向に対して平行に生じるシワを検出します。(動画左)
外観検査を自動化することで、全数検査、検査工数削減、定量評価、不良流出ゼロを実現し、売上の増大につながります。
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