プレス製品における表面うねり計測システム

長さ数メートルにもなる長尺プレス製品などは、製品表面の局所的な凹凸以外に、うねりや歪み、湾曲具合といった全体的な形状が問題になることがあります。一般的に、このうねりや起伏のことを「アンジュレーション」と呼びます。

製造工程で使用されるレーザー変位計などの測定器は非常に高精度な計測ができるため、局所的な凹凸具合の計測には向いています。しかしアンジュレーションのように全体性にフォーカスし官能検査するべき問題については、あまりに計測が局所的すぎると製品全体の傾向が判断できない、という問題が生じてきます。

また、長尺物の表面形状を計測する場合は、製品を搬送している状態で計測するのが一般的で、多くの場合高速なサンプリング速度が要求されます。場合によっては取得したデータを加工することも必要になるため、サンプリングデータの取得や、その後の解析においてパソコンで高速処理することも多く、製造工程のように高温になったり粉塵が舞ったりする現場では、汎用の高精度計測機器を適用できないケースが多々あります。

八光オートメーションが開発したアンジュレーション計測システムは、形状測定専用レーザー変位計を用い、その計測データを高速にサンプリングできるPLCユニットに取り込み、ラダー回路でデータ処理を行います。パソコンの代わりにPLCを使用しているため、耐環境性や信頼性が高く、メンテンナンスも容易なシステムを構築することができます。

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