フィルム搬送工程の「しわ」を検出・見える化します

フィルム業界でのロール搬送において、現場の担当者を悩ませる「フィルムのしわ」。透明フィルムでのそれは製造工程で気付かないうちに発生し、思わぬ不良や製品ロスにつながってしまうこともあります。

八光オートメーションがお客様のニーズから自社開発した「LINE STRIPER FV」は「フィルムのしわ」に特化し、インラインにて品質異常を検出することができる検査装置です。


本装置は、通常の画像判定や3D計測器では検出が困難なフィルム面上のひずみを、AFM(原子間力顕微鏡)などでも使用されている「光てこの原理」にて計測し、曲率カラーコンター図に表すことで一目瞭然化します。

実際の測定例をご紹介します。

計測サンプルは透明ポリエステルフィルムです。この外観写真では光が映るように撮影しておりますが、光の投射度合いや視認の角度により表面状態の見え方は変わり、そのひずみ度合いを判断することは非常に困難です。

LINE STRIPER FV_サンプル計測フィルム外観

LINE STRIPER FV_サンプル計測フィルム外観

このフィルムを、ロール搬送の流れ方向と同じ方向で計測します。以下が「LINE STRIPER FV」で測定した結果です。

LINE STRIPER FV_計測事例_正常

LINE STRIPER FV_計測事例_正常

LINE STRIPER FV_計測事例_ひずみあり

LINE STRIPER FV_計測事例_ひずみあり

カラーコンター図では、ひずみのない平面を緑色、凸状態のひずみ部分を赤色、凹状態のひずみ部分を青色で示しています。ひずみが発生している図では、流れ方向に対して連続してひずみが発生していることがわかります。

本装置の導入におきましては、検出範囲・検出方向のカスタマイズや、製造工程の最適化・システム化のご提案も可能です。フィルム搬送工程の「しわ」にお困りの企業様は、ぜひご検討ください。

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