自動化と「自働化」の違い

機械設備を有効活用するということ

効率化が日常的に求められる製造業の世界において、生産性向上を実現するためにも、「機械設備をいかに有効活用するか」ということは非常に重要なポイントとなります。ここでは八光オートメーションが考える機械設備活用のあり方、特に自働化」の重要性について述べたいと思います。

「動き」と「働き」

まず、人の作業に「動き」と「働き」とがあるように、機械においても「動く機械」と「働く機械」という見方ができます。

言うまでもなく、機械設備を導入しさえすれば、自動化や省力化を実現できるわけではありません。稼働中に機械の動作の一部をスタッフが手伝ったり、不良を防止する監視作業のために作業者が付いていたりする場合がありますが、これでは原価低減を図るはずが、設備費と人件費の両方のコストがかかってしまい、逆に原価を高める原因となってしまいます。

この原因は「動く機械」にあります。つまりそれは、「単に動けばよい」という考え方で、加工運動の一部を人手に負ったり、不良などの異常が発生しても停止しない機械です。これではせっかくの機械の意味合いも薄れてしまい、効率化、生産性向上などを望むべくもありません。

そこで、人偏のついた「自働化です。工具の損傷、不良の発生、モノの流れのよどみ、人為的ミスなど、異常が起きた際に、すぐに機械が止まること。機械そのものに異常を判断する機能を組み込み、人の知恵を授けることを「自働化と呼び、ただ動くだけの「自動化」と区別します。

「自動化」と「自働化」

自動化と自働化の違いを表にまとめます。

項目自動化自働化
生産・製造量をつくる品種、数量、品質、コスト、納期、安全をつくり込む
停止人が異常を見つけてスイッチを切る機械自体が異常を判断して停止する
通知人への通知はなく監視が必要機械が自動的に人へ通知する
ジャストインタイム不要なモノも含めて多めにつくられる必要なモノを必要な時に必要なだけつくる
品質・保全不良や故障が多い不良ゼロ・故障ゼロ
改善活動異常の事後対処となり、真因がはっきりしない異常の即時発見により、真因がつかめる
コストダウン人手がかかりコスト増になりかねない真の省人化が可能となりコスト削減につながる

「自ら働く」機械設備へ

このように自働化とは、顧客サービスを満足させるための「自ら働く」機械設備と言えます。

八光オートメーションは、生産ラインの「自働化」「生産性向上」「IoT化」のダブルソリューションをワンストップで実現します。まずはお気軽に、お客様の課題をお聞かせください。

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